その要約は、どこに送られたのか

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便利だから、そうした

会議を録音して、AIに投げる。
すると要点が整理され、議論の流れも一瞬で見える。
忙しい現場では、自然な選択だと思う。
発言者名や役職が入っていても、内部の会議だし問題ないと感じるのも無理はない。

その感覚は、間違っていない

悪気はない。
仕事を早く進めたいだけだ。
セキュリティを軽視しているわけでもない。
むしろ、効率化に前向きで、真面目な判断だと思う。

専門家から見た一言

セキスペから見れば、それはもう事故だ。

構造をずらして見る

AIが悪いわけではない。
これは、FAXの誤送信や、メールの誤送信、USBの置き忘れと同じ構造だ。
画面の中で完結して見えるが、
AIに入れた時点で、情報は管理の外に出ている。

判断の線を引く

管理の外に出た時点で事故。
AIかどうかは関係ない。
便利さは免罪符にならない。
越えたか、越えていないか。判断はそれだけだ。

なぜ判断が狂うのか

相手が見えない。
すぐ返ってくる。
画面の中だけで完結しているように見える。
前例もある。
その結果、「送っている感覚」が消える。
判断は、気づかないうちに抜け落ちる。

前提を置き直す

禁止の話ではない。
使う前提の話だ。
そのまま渡さない。
一段、業務を挟む。
外に出していい状態を作る。
それをルールではなく、前提として持つ。

なお、企業契約のAIであっても、使い方の判断は必要である。

外に出したら、ダメなんだ。

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この記事を書いた人

現場と管理の間で、業務改善や小さなDXに関わってきた。
正解や完成形より、そのときの判断を記録している。

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