To-Beは、まだ完成していない

To-Beを置いたあと、
「その後どうなったのか」と聞かれることがある。

正直に言うと、
まだ、途中だ。

To-Beは完成していない。
いまも、モニタリング中である。


目次

モニタリングと言っても、大げさなものではない

KPIを置いたわけではない。
数値で管理しているわけでもない。

見ているのは、もっと単純なことだ。

  • 業務が止まっていないか
  • 人が詰まっていないか
  • 電話や口頭確認が増えていないか

数字ではなく、
流れと会話を見ている。


見ていたのは「エラー」ではなく「違和感」

システムが落ちたかどうか、
フローが失敗したかどうか。

そういう話ではない。

  • ここ、毎回確認が入るな
  • この工程、誰かがフォローしているな
  • 前より、説明が増えているな

そうした違和感が出たところを、
そのままにしない。


手順は、守らせなかった

To-Beとして置いた流れは、
「守るもの」ではなかった。

現場が回しにくそうなら、曲げた。
想定外が出たら、止めずに拾った。

To-Beを現場に合わせて直す。
逆は、やらなかった。


変えなかったものもある

全部を整えることは、しなかった。

  • あえて残した手動
  • あえて残した曖昧さ

中途半端に見えるかもしれない。

だが、その余白があったから、
現場は止まらなかった。


だから、まだ完成させない

To-Beを完成させてしまうと、
それを守ることが目的になる。

私は、それを避けたかった。

いまは、
動いているかどうかを優先している。

完成度を上げるのは、
もう少し先でいい。


振り返って思うこと

To-Beは、理想像ではない。
完成図でもない。

その時点で、
動いている形だ。

だから、
まだ完成していないのは、
失敗ではない。

むしろ、
想定どおりだ。


※ この状態がいつまで続くかは分からない。
ただ今は、止めずに見続けることを選んでいる。

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この記事を書いた人

現場と管理の間で、業務改善や小さなDXに関わってきた。
正解や完成形より、そのときの判断を記録している。

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