改善は、あとから振り返るのが一番大変だ

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だからログを取り始めた

改善に取り組んでいると、
必ず最後にやってくる作業がある。

振り返りだ。


改善は「やっている最中」より「まとめる時」がつらい

改善活動を進めている最中は、
正直そこまで困っていない。

目の前の課題があり、
やるべきことがあり、
判断を重ねていくだけだ。

つらいのは、その後である。

  • いつ、何をやったのか
  • どこで詰まったのか
  • どの判断が効いたのか

これをあとから思い出して整理する段階になると、
一気に大変になる。

記憶をたどり、
メールや資料を探し、
日付を推測する。

この作業は、
改善そのものよりもしんどいと感じることが多い。


まとめ直しが大変なのは、記録していないからだ

考えてみれば、理由は単純だった。

改善の途中では、

  • 記録を取っていない
  • 取っていたとしても、断片的
  • 最終的な成果だけが残る

だから振り返りの段階で、
もう一度「物語」を作り直すことになる。

その結果、

  • 実際よりも単純な流れになる
  • 詰まりや揺れが消える
  • 判断の経緯が抜け落ちる

改善が「きれいな成功談」になってしまう。


だから、Formsでログを取ればいいのではと思った

ここで浮かんだのが、
改善の途中を、そのまま残すという発想だった。

難しいことはしない。

  • いつ
  • どんなことが起きたか

これだけを、
Formsで淡々と入力する。

Excelにまとめるわけでもなく、
文章を整えるわけでもない。

あとで使う前提のログとして残す。

それなら、
振り返りのために再構成する必要がなくなる。


ログにすれば、あとから「分析」もできるかもしれない

もう一つ、気になっていたことがある。

改善が進みにくい理由は、
対象の業務そのものではなく、
改善活動の進め方にあるのではないか、という疑問だ。

たとえば、

  • どの工程で時間がかかっているのか
  • どのタイミングで止まりやすいのか
  • 判断が遅れるのはどこか

これらは、
成果だけを見ていても分からない。

しかし、
改善のログが時系列で残っていれば、
改善活動そのものを観察できる。

ログを分析することで、

  • 改善が止まりやすいポイント
  • 想定以上に時間を要している工程
  • 繰り返し発生している詰まり

そういった「改善の本質」が
見えてくるかもしれない。

あくまで、今は仮説だ。


まだ、うまくいくかは分からない

正直に言えば、

  • この方法が正しいか
  • 他の現場でも通用するか

は、まだ分からない。

分析の仕方も、
指標も、
これから考える段階だ。

今やっているのは、
「改善ログを取り始めた」という事実だけである。


記録として、ここに残しておく

それでも、
改善を振り返るたびに感じていた
あの「まとめ直しのしんどさ」からは、
確実に一歩離れられそうだと感じている。

改善を、

  • 記憶に頼らず
  • 成果だけにせず
  • 時間の流れとして残す

そのための試みとして、
この改善ログを続けてみる。

今日はその動機と考えを、
記録としてここに残しておく。

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この記事を書いた人

現場と管理の間で、業務改善や小さなDXに関わってきた。
正解や完成形より、そのときの判断を記録している。

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